
めざす津山、みらいの津山
目指す津山のベースとなる、基本的な政策
地域が持続的に発展していくためには、「安全・安心」「仕事」「教育」「医療・福祉」の4つが、バランスよく充実していることが重要です。
生活の基盤となる安定した収入。それを得るための「仕事」。子どもを生み育てるならば、その子を立派な社会人に育てる「教育」。 病気や怪我、障害に関わらず、誰もが暮らしていける「医療・福祉」。そして、これら全ての活動の大前提となるのが、自分や家族の安全が確保される「安全・安心」な津山であることです。
この4つの重点政策に優先的に取り組み、誰もが「住み続けたい」「帰ってきたい」と思える津山を目指します。
安全・安心なまち津山
防犯
誰もが明るくすごせるまちにするにはには、まず安全で安心して生活できるまちにしなければいけません。残念ながらこの津山でも、泥棒や詐欺といった犯罪が起きています。このような不安が身近にあるようでは、心から穏やかに暮らすことはできません。
交通安全
子どもたちが元気いっぱいに通学路を歩き、ご高齢の方々がのんびりと散歩を楽しむ。そんな当たり前の光景を守り続けたいと思います。危険な交差点や見通しの悪い道路の改善や、ドライバーのみなさんがもっと安全運転に努めていただけるような啓蒙活動が必要です。
害獣対策
害獣対策も待ったなしの課題です。農家の皆様が丹精込めて育てた作物が荒らされる被害は、本当に心が痛みます。まだ津山ではそれほど事例はありませんが、熊による被害も増えていくでしょう。
これらの「安全・安心」は、行政の力だけで実現できるものではありません。防犯も、交通安全も、そして害獣対策も、市民の皆さんと行政が一緒になって取り組んでこそ、本当に実効性のあるものになります。「自分たちのまちは、自分たちで守る」。この思いを皆さんと共有し、地域ぐるみで支え合う仕組みを作りたいと考えています。
教育・学習基盤の充実
未来への土台を築く就学前教育
子どもたちの成長の土台となるのが、幼稚園や保育園で過ごす幼児期です。この大切な時期に、子どもたちが豊かな人間性や社会性を育めるよう、就学前教育の環境をさらに充実させていきます。同時に、先生方がやりがいを持って働ける環境を整え、質の高い教育・保育の提供を目指します。
一人ひとりの可能性を伸ばす小中学校教育
小中学校では、子どもたちに「学ぶ楽しさ、知る喜び」を感じられるような、魅力ある教育が必要です。現在すでに取り組まれている、地域ならではの多様な体験活動やICT(情報通信技術)の活用をさらに推進して、一人ひとりの学習ペースや理解度に合わせた学びの機会を増やしていきたいと考えています。
地域と共に未来を拓く高等教育機関との連携
津山は県北で唯一、津山高専と美作大学の2種類の高等教育機関が所在しています。この二つの知の拠点を、もっと活かさない手はありません。学生の皆さんの力や専門知識をまちづくりに活かせるような体制を強化し、ともに成長していく環境を作ってまいります。
すべての子どもたちが、生まれ育ったこの津山に誇りを持ち、自分の未来をたくましく切り拓いていけるよう、皆さんと共にまちづくりを進めてまいります。
生涯学習環境
子どもからご高齢の方まで、多世代が共に学ぶ環境は、地域の絆を深め、社会的な孤立を防ぎます。そこで得た経験やスキルを地域活動に活かしていただくことは、新たな「生きがい」や「やりがい」の発見にもつながります。誰もが主役になれる「学びの輪」を街の隅々にまで広げること。 それが、人と人との温かいつながりを育み、街全体の活力を生み出すと信じています。
スポーツのまち津山
津山には、陸上競技場、野球場、プール、そしてラグビー場や体育館まで、多彩なスポーツ施設が揃っています。さらに、津山はこれまで、全国レベルで活躍するアスリートを数多く輩出してきました。今この瞬間も、全国大会の常連として素晴らしい活躍を見せているチームや選手がおられます。また、年齢や体力を問わず誰もが楽しめるニュースポーツへの取り組みも、活発に行われています。
この恵まれた環境を活用し、市民一人ひとりがスポーツを通じて輝けるまち、そして「スポーツのまち津山」を、皆さんと一緒に創り上げていきたいと思います。
起業・地元企業のサポート
新しい挑戦を応援し、雇用の受け皿を増やす
津山には、地域経済を力強く支えてくださっている素晴らしい企業がたくさんあります。しかし、残念ながら既存の事業者の皆さんだけでは、若者たちの多様な希望に応えるだけの雇用の受け皿が足りていないのが現実です。この状況を打開するためには、新しい産業を津山に創り出し、雇用の総量を増やすことが不可欠です。そのために、「起業支援」をこれまで以上に強力に推し進めます。「津山で新しいビジネスを始めたい!」そう考える挑戦心あふれる若者や起業家を、資金面、情報面、そして人脈づくりの面から全力でバックアップする仕組みをさらに強化していきたいと考えています。
地元の企業を守る、事業承継の支援
新しいものを生み出すことだけが全てではありません。津山には、全国に誇るべき優れた技術や、先人たちが築き上げてきた伝統を持つ企業や職人の皆さんがたくさんおられます。しかし今、後継者が見つからずに、その素晴らしい技術や暖簾が途絶えてしまう「事業承継」の問題が深刻化し、廃業を選択せざるを得ないケースが後を絶ちません。長年、津山を支えてきてくださった企業の皆さんが安心して次の世代にバトンを渡せるよう、意欲ある後継者とのマッチング支援や、承継にかかる手続き・費用のサポートを強化し、一つでも多くの「津山の宝」を未来へ繋いでまいります。
「新しい挑戦」と「大切な伝統」。この両輪を力強く回していくことこそが、若者たちが「津山で働きたい」「津山でなら夢を叶えられる」と感じられる、活力あるまちづくりの鍵です。皆さんと共に、誰もが希望を持って働くことのできるまちを目指します。
企業誘致のさらなる推進
市内での起業や地元企業の成長だけでは、残念ながら「雇用の受け皿」として十分とは言えません。若者やUターンを希望する方々が安心して働ける「雇用環境を確保」するためには、内側からの努力と同時に、「外側からの誘致」という、もう一つの柱が不可欠です。
優良な企業を外部から呼び込むことは、新たな雇用の創出はもちろん、地域経済の活性化や新しい技術の導入にも繋がります。 「地元支援」と「企業誘致」を車の両輪として力強く推進し、多様な働き口がある、活気あふれる街づくりを目指します。
医療・福祉体制の再整備
地域医療体制の維持・確保
医師・看護師・介護人材の確保と定着支援は、津山市の最重要課題です。高齢化が進む中、地域の病院や診療所が機能分担し、連携を強める必要があります。また、市民が住み慣れた自宅で安心して療養を続けられるよう、訪問診療や訪問看護といった「在宅医療」の体制強化を強力に推進します。
地域包括ケアシステムの深化
高齢者が地域で孤立せず、安心して暮らせる仕組みづくりが急務です。医療・介護・予防・生活支援を一体的に提供する「地域包括ケアシステム」を深化させ、買い物支援や通院交通の確保など、日常生活の支援を強化します。また、認知症の方やそのご家族が安心できる専門相談体制や居場所づくりも進めます。
分野横断で重層的支援体制を
「8050問題」やヤングケアラー、虐待など、福祉の課題は一つの分野では解決できないほど複雑化しています。制度の垣根を越え、世帯まるごとの相談を受け止める「重層的支援体制」を推し進めます。誰もが孤立せず、支え合える「地域共生社会」の実現を目指します。